2004年03月13日

Seesaaの規約と著作権

ブログの著作権が最近話題(もう古い?)になっているようだが、Seesaaの規約もちょっとどうなのだろうか?という部分があるようだ。最初に登録する時にもちょっと気にはなっていたが、自分でもここまで続けらるとも思っていなかったので、あまり深く考えずに始めてしまった。
Seesaaからのお知らせで著作権のことが説明されているが、気になるのはSeesaa利用規約にある
アカウント登録者を含む利用者からSeesaaに送信された情報およびコンテンツにつき、アカウント登録者を含む利用者は、日本の国内外で、無償で、非独占的に、それらの使用、複製、変更、削除、翻案、翻訳、掲載、開示、提供、二次著作物の作成、配布などができる権利をSeesaaに許諾し、同一性保持権などを含む著作者人格権を行使しないことに同意したものとみなします。
の部分。
しかし、これについてはお知らせで
これは、弊社がブログサービス内においてユーザー様の著作物を広く一般に提供する際に、ユーザー様の著作物をサーバのデータベースやメモリ上に複製し、それを不特定多数の方に公開し、集計してランキング情報などを作成してサイトに掲載したり、といったサービスを提供する際に、その都度ユーザー様に個別の許諾を頂かなければならないとすると、安定的かつ高品質なブログサービスのスムーズな提供に支障を来すためです。
と説明されていて、納得出来る気もする。
更に続けて
当然のことながら、弊社がユーザー様の著作物を弊社のサービス以外の目的で利用する場合、ユーザー様の許諾を頂く必要があります。
とあって安心したような気になった。
でも、サービス内であれば、Seesaaはユーザーの許諾なしに利用することが出来るってことでもあるわけで、そうなると今後、Seesaaがユーザーの著作物を利用したサービスを始めたら、それについて何も言えないってことなのかもしれない。どうなのだろうか?この辺は。

でも、無料で他にもブログが出来るところはあるのに、自分でSeesaaを選んで、規約にも同意して、その上で使用しているわけで…。その自分が今更とやかく言うのはどうなのか?と思ったりもする。
でも、ブログを始めていなかったら、こんなことを書くこともなかったわけで、これはこれで個人的には面白い気がする。
でも、他のブログサービスに引っ越した方が安心かもしれない。

すりきれ。(仮)
Seesaaの規約についても触れられています。今回のブログと著作権のことでとても参考になりました。
posted by knit at 02:48 | 千葉 | Comment(1) | TrackBack(2) | メモ
この記事へのコメント
こんにちは。このブログは偽物の薬品を販売している海外の営業者に広告の宣伝のために利用されている疑いがあり、日本国民の健康を損害するとまずいので、ご連絡させていただきました。お手数ですが、どうぞお調べお願い致します。
http://xin9369xin9369.seesaa.net/archives/20150901-1.html
Posted by 田端 at 2015年10月09日 10:19
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック

Blogホスティングサービスでの著作権・著作者人格権条項
Excerpt: 雑談系Blogのほうでリクエストを受けましたので、各Blogホスティングサービスでの著作権・著作者人格権条項を可能な限り調べてみました。 ※2004/03/13 17:55 改訂版です。
Weblog: すりきれ。(仮)
Tracked: 2004-03-13 17:57

Seesaa Blogの見解にみる規約上の「含み」
Excerpt: Seesaa Blogも、3/11付けで「弊社ブログサービスにおける著作権の取り扱いについて」と題する見解を発表していました。 (情報提供もと:「絵Blog/Seesaaの規約と著作権」)
Weblog: すりきれ。(仮)
Tracked: 2004-03-13 18:29